Drowsy Dog's Diary

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攻殻機動隊 ARISE border:1 Ghost Pain

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みてきましたよ。
logicoma
新宿バルト9にいた、フチコマでもタチコマでもなく、ロジコマさん。
我が家に1台ほしいわー。

中年オタクがいっぱいなのかと思ったら意外に若い人ばかり。
初出が89年なことを思えば、新陳代謝が旺盛ですね。

士郎正宗漫画原作、押井守劇場版、神山健治アニメシリーズ(←実はあんまり観てないのだけど)に続く、いわゆる「第4の攻殻」

待望の新シリーズですひゃっほい。

 
*** 以下、ほのかにネタバレ注意 ***

 

舞台は2027年。

「公安9課」はまだ政府直属の攻性公安警察としての実権を持たず、
草薙やバトー、トグサ達はまだ9課のメンバーではなく、荒巻部長は鋭意人材探し中。
彼らの出会い、そして”攻殻機動隊”の設立前夜の物語となる。

そういえば漫画版の第一話に「どうせ偽名だ。。昔は三佐と言った」というモノローグがありました。

これまで一貫して「来歴は不明」だった少佐の過去が、語られることになります。

***

サービスサービス!な第1話でした。

光輝く3D迷路の電脳戦も、壁突き破るハイパワーのサイボーグ戦も、権謀術数うずまく政治戦も、
疑似記憶と肉体喪失によるアイデンティティクライシスも、悪趣味な美少女型自走地雷の無表情も、
待ってましたの思考戦車ロジコマのおちゃらけも!

「攻殻」はこうでなくては!というエレメントを第1話のサービス精神たっぷりに盛り込んで、
しかしどれにも深入りはしすぎず、敢えて中心に浮かび上がらせるのは、やはり、

「正義」の所在とその在り方。

新しい物語を描くのだ。でも、核はやっぱりここにあるのだ、という意気を感じました。

こうでなくては。

***

なにより新鮮なのは、
これまで常にジョーカー的な強さで、電脳戦でも格闘戦でもまず遅れを取ることのなかった草薙少佐が、
組織内では「ちょっとハッキングが得意な小娘」くらいに思われていて、
先輩サイボーグに力ずくでやりこめられたり、
尊敬する上司の汚名を漱ごうと必死なあまり、より大きな思惑に気付かず振り回されたり、
果てはゴーストハックを受けて似非のイメージと共に日々を過ごしていたり(!)

まだまだ「ひよっ子」としての少佐(劇中では三佐)が、若さゆえの真っ直ぐさで突っ走るところがとてもよい。
萌える、といってもよいですw

そういう意味では、今回声優もフルキャストチェンジでどうしても第1弾の違和感は拭えない(特にトグサ。。)ところ、
少女義体バージョンを一度演じているとはいえ、まったくシームレスに「少佐」だと思える坂本真綾はすごいですが、
これが従来と同じ声だったらやっぱりこの「ひたむき」感は出なかったろうなぁと思います。

あと、音楽が思い切りコーネリアスというか、好きな人は絶対に「デザインあ」を思い出すよなーwという感じなのですが、
サイバーパンク色は薄まりつつ、これはこれで素子の迷いや不安感がよく出た浮遊感で良いかも、と思いました。

これまで描かれなかった草薙素子の葛藤、弱さ。
自身の記憶の改竄すら疑わねばならない世界で、掴み取らなければいけない自らの正義。
そこに至る成長が描かれるのも楽しみです。

***

うん、新シリーズ面白いです。
1時間あっという間でした。次回も期待。
レンジャー時代のバトーとの出会いなんかも語られるのかなー。


Author: kazoo

犬はさよならを言わないのだ。

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