Drowsy Dog's Diary

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2013年4月4日
by kazoo
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幸玉なるもの

都内に満開宣言が出た週末は、会社同僚の結婚式でした。

sakura_sachidama

素敵な式と披露宴が滞り無く終わって、その2次会。
定番のビンゴ大会。
僕はこういうの当たったためしがないのです。
今回も当たりませんでした。
平常運転。

そして、やはり定番の「ディズニーランドペアチケット」を当てたお客さん、
大喜びで歓声を上げたその女性のコメントはなんと

「ディズニー・アンバサダーホテルに勤めています」

引き強ぇー。

必要ないやん、と、一瞬だけ内心で突っ込んだりましたが、
その女性がたいへんに明るく喜んでいるので、
うーん、引き強いんだなー、本当に嬉しいんだなーと、ほんわり思ったわけです。

まぁ、たしかに、オリエンタルランド職員(ホテルもそうなのかよく知らないですが)といえば、
全員が全員、自分の職場がとにかく大好きという特殊魔法要員。
大いなるファンタジーの王国で、夢と魔法を操る側で働けるなんて!という究極のワナビー業界。
そんな自分がディズニーチケットを当てる、その縁ってのは本当に嬉しいものなんだろなーと。
いや、揶揄しているわけではなく素直に。

で、そんな彼女を見ていてふと別の友達のことを思い出した。
その友達もまた、この手のイベントでよく賞品をゲットするのですが、
そういえば彼女もまた、夢と魔法の千葉王国の元キャストだったりするのでした。

***

『大神』というゲームがありまして。
名作ゲームとして非常に評価が高く、PS2でヒットを飛ばしたのち、移植や続編のリリースがつづきまして。
最近、PS3 でその高画質リマスター版(『絶景版』)をクリアしました。

そもそもTVゲームを遊ぶことはもうあまりないですが、たまに長編のゲームを買って挑もうともなれば、
だいたい最初から攻略サイトと首っ引きです。
イベントは全部見たいけど、社会人、時間ないですから。。

そんな自分が、いっさい攻略情報も見ずに何十時間(寝落ち含む)と没頭してしまったこのゲーム。
タスクをクリアしてゆく快感とともに、ただその世界観に浸る時間を愛していたようにも思います。
(ICOもそうだったなぁ。)

鼻血が出るくらい面白いので未プレイのひとにはオススメします。
特にわんこ好きに。

神代の日本。
主役はアマテラスという白い狼が、妖怪ヤマタノオロチを退治する冒険に向かうという導入なのですが、
のんびりした犬ころのようなアマテラス、その正体は太陽神たる天照大神なので、
そもそもそこらへんの木っ端妖怪に簡単には負けません。
敵を倒しても「経験値」のようなものはありません。

ではどうやってレベルを上げるかというと、「幸玉(さちだま)」というものを集めます。
幸玉は、道すがらの困っている人々を助けたり、お腹を空かせた動物にえさをあげたり、枯れ木や草花を神鳴る力で復活させたり、
そうやって誰か他人を幸せにしたときに、ほわんと取得することができます。
この幸玉を集めて、アマテラスは成長をしてゆくのです。

要は「おつかいRPG」的な小イベントといえばそれまでですが、
「さちだま」という小さな幸福の達成の場が、世界中にちりばめられているのが、このゲームのステキポイントのひとつであります。

***

そう。非科学的で恐縮ながら思ったのは、
あんな夢と魔法の王国で、ひとびとを幸せにしまくっている人は、
それこそ幸玉を集めまくっているひとは、そりゃあ徳も運も高まるに違いないと。
そりゃあビンゴのひとつやふたつも揃うだろうとw

もちろんその友達が、
いつもいつも他人を気遣い、周囲のひとびとの幸福を自分のことのように喜べる人格であることは、
付け加えるまでもないことかもしれませんが。

道徳律というのはわかりやすいものなのです。

モラルハザードの構造 – 内田樹の研究室

それは世の中が「自分のような人間」ばかりであっても、愉快に暮らしていけるような人間になるということに尽くされる。
それが自分に祝福を贈るということである。

我以外、みな我が師であり我が鏡である。
「まず与えよ」が、圧倒的に正しい生存戦略な時代。ソフト屋は特にそうですね。
github はいつか世界樹と呼ばれるようなものになるのかもしれない。もっと貢献したい。

幸玉にあふれる人生でありたいものです。